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2011年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年01月

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鳥山明イズムなみうまん最終回

そういえば、と思って再びみうまん最終回について。

クリリンのことかーー

先日ニコ生(ちょっとしか映んなかったみたいだけど)でもおっしゃっていたように、元仲村みうさんは現在進行形でドラゴンボールにハマリまくっていて、そんなわけでみうまんは最終回にも関わらずドラゴンボールっぽく〆るという暴挙に出ました。
今のところ偉い人から怒られたりしてないので、安心しています。


さて、ドラゴンボールといえば作者の鳥山明先生です。
中学時代の僕は、毎週かっこいいシーンを切り抜いて、トレペで写し書きして、コレクションしてました。
ペンタッチや、入りと抜きのポイントなんかも手に取るように分かるくらいまでやっていたので、そんなわけで僕の絵柄のルーツは鳥山明先生なのです。

そんな僕が紆余曲折ありながらもマンガ家を目指すようになり、初投稿作「カブ吉と僕の夏休み」で手塚賞準入選という栄誉ある賞ををいただいて、はれてマンガ家デビューを果たしました。

しかし、この選考にあたり満場一致ではなかったとの話をのちに担当編集者から聞きました。
最終選考まで残ったものの、評価は下の方。
そんな中唯一評価していただいたのが鳥山先生で、そのおかげで編集の方々も改めて評価しなおした結果、受賞に至ったらしいのです。

この並び!!
このサインは、授賞式にてごあいさつに伺った際に描いていただきました。
優しいお方だった………。

担当氏が僕を激励しようと盛ったのか、いささか出来過ぎてて怪しいレベルで今となっては真相は確認できませんが、僕は完全に信じきって励みにしてマンガ家生活を送っていたわけです。
そんないきさつでマンガ家デビューした僕にとって、最終回にドラゴンボールをパロることになるなんて、なんとも不思議な縁を感じたのでした。
つくづくこのエピソードがコミックス収録されないのは惜しくなりますが…。

この話を打ち合わせ時に話したら
「田辺さんそれ死亡フラグですね…」って言われました。
今のところ、生きてます。



証拠

ほら盛られたとしても、根拠が無いわけでもないでしょ。信じておこう。



| みうまん | 18:30 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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バイバイみうまんワールド

バイバイみうまんワールド

いよいよ、です。
今日発売の週刊プレイボーイ1・2合併号をもって、みうまん最終回。
増刊から始まり、週刊に移り、約2年8ヶ月。

アイドルのほのぼの家族ネタで始まったはずが、ニートになり、旅行企画マンガになり、最後には引退してお葬式して袋とじでヌードグラビアが付いて終わる、そんな波乱万丈なマンガとなりました。

アイドルという生き方を選んだ少女が、大人になって次の人生を踏み出す。
その瞬間を描き残す使命を果たせて、いちマンガ家として、とても意義のある仕事をさせていただいたと思っています。

コミックスは2巻分しか出ていませんが、中身はとんでもなく濃厚です。
仲村みうという、一風変わったアイドルの魅力をどう伝えたらいいか、担当と、つること、毎週知恵を絞って絞って作ってきました。
短い間に僕の絵もだいぶ変わった…というか毎週のように絵柄も変えてネタに尽くしてきました。
どのエピソードも愛おしい、想い出深いものばかりです。
なるべく多くの方にこの濃厚なネタの数々を、堪能していただけたら幸いです。

ただ、ページの都合と収録時期により、かなり多くのエピソードがコミックスに入らず、この点だけは惜しく思っています。あえて「最終巻」と言わず「2巻」と呼ぶことで、いつか3巻…あるいは完全版のようなものが出ればいいなと、往生際悪くいようと思います。
これからも振り返って語ることもあるかもしれませんが、とりあえずここで一度〆ておきましょう。

「みうまん ~腐っても仲村家~」ご愛読頂きまして、誠にありがとうございました!

| みうまん | 16:50 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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みうまん最終回直前

88回

長いようで短かった、いや短いようで長かった気もする。
そんなみうまんも残すところ、あと1回!!

コミックスに収録されるのは前回までなので、今週と来週は雑誌掲載でしか読む機会がありません。
週プレを手にとって、仲村みうを、みうまんの最後を見送ろうじゃありませんか!

| みうまん | 15:57 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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