バイバイみうまんワールド

いよいよ、です。
今日発売の週刊プレイボーイ1・2合併号をもって、みうまん最終回。
増刊から始まり、週刊に移り、約2年8ヶ月。
アイドルのほのぼの家族ネタで始まったはずが、ニートになり、旅行企画マンガになり、最後には引退してお葬式して袋とじでヌードグラビアが付いて終わる、そんな波乱万丈なマンガとなりました。
アイドルという生き方を選んだ少女が、大人になって次の人生を踏み出す。
その瞬間を描き残す使命を果たせて、いちマンガ家として、とても意義のある仕事をさせていただいたと思っています。
コミックスは2巻分しか出ていませんが、中身はとんでもなく濃厚です。
仲村みうという、一風変わったアイドルの魅力をどう伝えたらいいか、担当と、つること、毎週知恵を絞って絞って作ってきました。
短い間に僕の絵もだいぶ変わった…というか毎週のように絵柄も変えてネタに尽くしてきました。
どのエピソードも愛おしい、想い出深いものばかりです。
なるべく多くの方にこの濃厚なネタの数々を、堪能していただけたら幸いです。
ただ、ページの都合と収録時期により、かなり多くのエピソードがコミックスに入らず、この点だけは惜しく思っています。あえて「最終巻」と言わず「2巻」と呼ぶことで、いつか3巻…あるいは完全版のようなものが出ればいいなと、往生際悪くいようと思います。
これからも振り返って語ることもあるかもしれませんが、とりあえずここで一度〆ておきましょう。
「みうまん ~腐っても仲村家~」ご愛読頂きまして、誠にありがとうございました!
| みうまん | 16:50 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑