クロユリ団地と父の思い出
先日、たまたま深夜に観たドラマ版クロユリ団地がめっちゃ怖かったので、怖いもの見たさを刺激されて映画版も観てきました。
中田監督は「仄暗い水の底から」といい、団地暮らしの人に恨みでもあるんでしょうか。かつて僕も団地に10年暮らしてたので、再び訪れようものなら懐かしさより恐怖ですくみそうです。
中田監督といえば代表作の一つでもある「リング」
俳優だった僕の父の代表作でもあるんです。
売れない俳優だった父にとって、誰でも知っている有名作品に出演できたのはとてもありがたい事でした。
なかなか報われないでいた父の背中を見ていた家族のひとりとしてそう思います。
……と書いたところで一年ほど前のツイートでもふれていたのを思い出しました。
父の出演作はほとんどがDVD化されておらず、今から観たいと思っても観れないのがちょいとつらいところです。
「ミナミの帝王」などVシネマ系だと100本以上は出てると聞いてるんですけど把握しきれておらず…しかもうちに残ってるのはビデオテープばかり…ビデオデッキもう持ってないし……貞子も出てこられない時代……。

どこかのスタッフロールで「田辺博之」見かけたらご報告くださーい
思い出話をひとつ
僕がまだ小学校にあがる前だったか、父はよく時代劇の斬られ役で出ていました。
将軍様に斬られて無様な死に様をさらした父を見て泣き叫ぶ僕。
僕「パパが死んじゃったーーー!ぎゃーーーーー!!」
父「ただいまー、泣いてんのか」
僕「おかえりー、だってパパ死んじゃったんだもんー」
父「で、死ぬ時長く映ってたか!?」
まるで漫画のような一家団欒。
それからだいぶ年月が経って、もう父が帰宅することもないですが
DVDのディスクを回せばあの頃の父と出会えるんだから、恵まれてる気もしています。
追記:おまけ
「激突!!かおたん星人 クロユリ団地」
中田監督は「仄暗い水の底から」といい、団地暮らしの人に恨みでもあるんでしょうか。かつて僕も団地に10年暮らしてたので、再び訪れようものなら懐かしさより恐怖ですくみそうです。
中田監督といえば代表作の一つでもある「リング」
俳優だった僕の父の代表作でもあるんです。
売れない俳優だった父にとって、誰でも知っている有名作品に出演できたのはとてもありがたい事でした。
なかなか報われないでいた父の背中を見ていた家族のひとりとしてそう思います。
……と書いたところで一年ほど前のツイートでもふれていたのを思い出しました。
黒沢清監督の「地獄の警備員」に出演したのを観てくださった中田秀夫監督から、直の指名で「リング」の出演が決まったと聞いてます。僕の父、田辺博之という名の売れない俳優にとって、どちらも大切な作品です。ご縁って本当に大事だと学びました。
— 田辺 洋一郎 (@tanabi416) May 5, 2012
父の出演作はほとんどがDVD化されておらず、今から観たいと思っても観れないのがちょいとつらいところです。
「ミナミの帝王」などVシネマ系だと100本以上は出てると聞いてるんですけど把握しきれておらず…しかもうちに残ってるのはビデオテープばかり…ビデオデッキもう持ってないし……貞子も出てこられない時代……。

どこかのスタッフロールで「田辺博之」見かけたらご報告くださーい
思い出話をひとつ
僕がまだ小学校にあがる前だったか、父はよく時代劇の斬られ役で出ていました。
将軍様に斬られて無様な死に様をさらした父を見て泣き叫ぶ僕。
僕「パパが死んじゃったーーー!ぎゃーーーーー!!」
父「ただいまー、泣いてんのか」
僕「おかえりー、だってパパ死んじゃったんだもんー」
父「で、死ぬ時長く映ってたか!?」
まるで漫画のような一家団欒。
それからだいぶ年月が経って、もう父が帰宅することもないですが
DVDのディスクを回せばあの頃の父と出会えるんだから、恵まれてる気もしています。
追記:おまけ
「激突!!かおたん星人 クロユリ団地」
| ☆マンガいがいの日記 | 23:00 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑